スタッフの佐々木です。
今日は、私の陶芸の作品の技法『イッチン』についてアップします。
『イッチン』とは、土を盛り上げていく技法です。
イギリスでは『スリップウェア』とも言うそうです。
まず、生地となる器を形成して生乾きで保管しておきます。
泥状の土に科学糊と水を加えながら、ちょうど良い固さに調合していきます。
この調合を失敗すると、上手く生地に馴染まず剥離してしまいます。
私はこれを感覚で覚えたのですが、失敗しなくなるまで3年以上かかりました(泣)
※)混ぜる容器は歯科でお馴染みのラバーボウル。かなりお気に入りの道具です。
これをスポイドの様な専用の容器に移して
慎重に生地に乗せながら描いていきます
今回は生地に地模様を付けてみました
これをゆっくり乾燥させて素焼きをした後に、釉薬をかけて焼成すると
模様が浮き上がったように焼き上がりまする~ パチパチ~
と、こんな感じで製作しております。はい。。。
まだまだ研究や勉強が必要ですが、マイペースにこの技法を追求して
いこうと思います。
しかしながら……
自分、手ぇしわしわやんか!(>_<)